俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
夕食まで賑やかなメンバーで盛り上がった。
そして、愛莉達が帰る見送りをしてくれる。

「愛莉ちゃん、困った事があったらいつでも言ってね」と美沙。

「友哉、愛莉ちゃんに逃げられるなよ」と文哉。

「うちの息子をヨロシクな」と彰の父。

「彰にも誰かいないかしら?」と彰の母。

「愛莉ちゃん、遊びに行くからデートしましょ」と雅。

「凄く楽しかったです。素敵な家族に入れていただけて幸せです。これからも皆さんよろしくお願いします」と愛莉。

「僕まで温かく迎えていただけてありがとうございます。姉とふたりになって寂しかったのが一気に家族が増えて幸せです」と誠。

「じゃあ、今日はありがとな」と友哉が締めくくった。

が、
「誠帰るのか?明日何かあるのか?」と文哉が聞く。

「いえ。特には」

「じゃあ、泊まってけよ」

「親父、無理強いするなよ」

「兄貴、無理強いとかじゃなくて、嬉しいんですが、兄貴を差し置いていいのかな?と思って」

「は?誠、こんなおっさんおばさんの相手嫌じゃないのか?」

「友哉、親に向かって失礼だな」

「誰がおばさんよ」

「兄貴、失礼です。文哉さんも美沙さんもとても素敵な両親なのに」

「誠は素直で可愛いなぁ」

「好きにしてくれ」

結局、誠は喜んで高遠家にお泊まりする事になったのだった。



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