パリで出逢った ソウルメイト ②
夕飯前に斉藤さんが、綺麗に尚且つ安全に鏡を取り付けてくれ、洗面所で手を洗い戻って席につくと、

「何かものが揃うと、また違いますね!」

「そうなんだよ! 北欧の家具店はスゴイな!何でも揃ってて安いんだよ〜」

「あぁ、郊外の家具店? 大量に生産して世界中で売ってますもんね〜。
それにしても、コーディネートが良い感じですね」

「そうでしょう!おじさん、おばさんに殆ど選んで貰ったんですよ!」

「本当にカトリーヌさんのセンスは、お見事!」

「タクミ、ありがとう! ふふふ。」

「そうだろう! カトリーヌの手作りの小物を店に飾ったり、テーブルに置いてるんだけど、売って欲しいって言われるんだぞ!
オレの奥さんスゴイだろ〜!」

「おばさんは、本当にアクセサリーも上手だし器用だよね。 羨ましいよ。」

「ありがとう、みんなさん。」

斉藤さんは、日本的な料理に満足して帰って行った。

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