お見合いは未経験
「言ったでしょ。乱れて、見せてよ。」
「あっ、ぁあ…やっ……やぁあんっ…」
ぎゅうっと背中に指を立てられ、中も締まる。

持っていかれるまま、貴志もそのまま自分の快感を解放した。

翌日、ふと貴志が目を覚ますと、真奈が腕の中ですやすや寝ている。
ぎゅっと抱き締めたら、寝ぼけながら抱きついてきた。

どこまでしたら、気付くだろうか、という純粋な…いや、かなり不純な気持ちでピンクの先端を摘んでみる。
「…ん、ぅっ…」

声が漏れているが、少し迷惑そうな表情なのが面白い。
また、抱き込むと幸せそうな、顔になる。

大好きと言ってくれたけれど、貴志もこんなに可愛いと思ったり、一緒にいたいと感じたり、守りたいと思う存在は初めてだ。

とても悪戯したい思いにかられたが、今回はやめておく。
まだまだ、機会はあるだろうから。

明るいところでしたら、また、恥ずかしがるだろうな、と思うとその日が楽しみでしようがない、貴志だった。
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