アタシと秘密の王子さま
君に夢中
いい匂いがして、あったかくて、気持ちいい。
なんだかデ・ジャ・ヴュな感じ。

「おはよう、あかね」
愛しい人の声が、遠くに聞こえる。

頬に、柔らかくて熱い、あの感触。

「あかね、愛してるよ」
強い腕に抱きしめられた。

あいしてる…
って言った?今?
一気に目が覚めて、目を開けると、
賢の鎖骨が目の前にあった。

「あかね、起きてるでしょ」
耳元に彼のささやき。
「ひゃぁっ」
耳を優しく噛まれて、あたしは思わず声を上げ
た。
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