君と見る空は、いつだって青くて美しい
「本当に⁉ 希空ちゃんっ。本当⁉」
身を乗り出すような感じになった真宙くん。
真宙くんが身を乗り出すような感じでそう訊いたから、
「本当だよ。そんなこと噓をついてどうするの」
私はそう返答した。
「やったぁ‼ 希空ちゃんがオレの名前を知ってたぁ‼」
私が真宙くんの名前を知っているということが真宙くんにとって嬉しかったみたいで、私はそのことにとても驚いた。
メニュー