君と見る空は、いつだって青くて美しい



 今、私と真宙くんは話が落ち着いて、特に会話もなくベンチに座っている。


 …………。

 ……落ち着いて……?

 ううん。
 それは、少し違うのかもしれない。

 私は、自分から進んで話す方ではない。
 だから会話が始まっても、私が話を続けることが難しいから、すぐに会話が止まってしまう。

 真宙くんは、そんな私に合わせてくれているのかもしれない。


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