君と見る空は、いつだって青くて美しい



「……私……人前で……何かをすることが……ものすごく苦手で……だから三分間スピーチなんて……そんな……そんな……ことをしなくてはいけないことが……私にとって……とても……とても苦痛で……恐怖な……こと……なの……」


 私は、さらに続ける。


「……人前に出て何かをすると……手や声が震えて……頭の中が真っ白になって……もう、どうしていいのかわからないくらいに……パニック状態に……なっちゃう……」


 始めてだ。

 こんなにも自分のことを他人に話すなんて。


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