君と見る空は、いつだって青くて美しい
「本当に大丈夫なの? やっぱりオレも希空ちゃんと一緒に教室の中に入っていくよ」
真宙くんは心配そうにそう言った。
本当に真宙くんは優しくて思いやりがある。
そんな真宙くんの優しさと思いやりに包まれていれば、私は、なんとか勇気を出すことができる。
だから。
「本当に大丈夫。ありがとう、真宙くん」
「希空ちゃん……」
「じゃあ、行ってくるね」
私はそう言って教室の方へ向かい始めた。