君と見る空は、いつだって青くて美しい
小学五年生の五月が過ぎたある日のこと。
同じクラスのある女子児童が手を洗っていた。
その女子児童が手を洗い終えたとき、その女子児童は、自分の近くにいた別の女子児童の服で手を拭きだした。
それを見た私は黙っていなかった。
私は、その女子児童のところに行き、「人の服で手を拭いちゃダメでしょ」と注意をした。
私がその女子児童に注意をしたとき、その女子児童は特に何も言ってこなかった。
私は、そのことはそれで治まったと思った。
でも、これは嵐の前の静けさだった。