君と見る空は、いつだって青くて美しい



 しばらく笑い続けた青野くんは、やっと笑いから落ち着いた。


「青野くん……落ち着いた……?」


「あ……うん……」


 そう返事をした青野くんは、ちょっと申し訳なさそうな表情をした。


「えっと、なんか、ごめんね、ちょっと笑い過ぎちゃった」


 そう言った、青野くん。


「いいよ、別に」


 私はそれ以上、何て言えばいいのかわからなかった。


 私がこれ以上、何を言えばいいのかわからず無言でいると、青野くんが私の顔を覗き込んできた。


「……なんか」


 え……。

 というか、顔近いよっ⁉


「少し怒ってる?」


「えっ?」


「ねぇ、やっぱりそうなんでしょ?」


「えっ、ちょっと、青野くんっ⁉」


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