【短編】ロンリー・ホワイト
「……私はどう頑張ったって、高校生にはなれないんだよ。りっちゃんと同じ世界には行けないんだよ。きっと同い年の女の子と付き合った方が、楽しいよ」
「……じゃあ、なんで泣いてんの」
どうしてだろう、言いながらじわりと涙が浮かんできてしまった。
……私も2年遅く生まれたらよかった。
りっちゃんと一緒に高校生だったら、なんの迷いもなくきみを抱きしめられたのに。
りっちゃんと同じ世界に行きたかったのは、私のほうだ。