君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――
桜の季節になったら、どうなるか?―――とある桜堤に行きたい、そう言ったら、貴女はどうするか?―――音楽と自然は殆ど繋がっている。だから、自然を愛する事も、大事だと教わって来た。
桜は日本人の綺麗な桜であり、代表としては、ソメイヨシノと言う、桜が巡っていた筈だ―――。
桜堤に行くと、川中誠人と真紀は風が吹き抜けると、さわさわ、と風の音が吹き流れて行った。桜は秒速五センチメートルで、散ってしまう。そう言われている。桜が好きな芸能人もおり、今、チャラオ君と兄貴の武田拓篤と、川中誠人と真紀はお弁当を持ってきており、ビールを飲みながら、桜とか、菜の花とか、色々と、観察していた。ウインナーソーセージや、卵焼きなど、沢山のオカズがある。お弁当の中には、必ず、梅干しが入っているし、好きな人はパクパクと食べてしまう。
あの日から、彼女は大分、明るくなり、一緒に桜を観察できるようにしていきたい、そう思った。
『―――貴方達・・・昼間っから・・・ビール・・・失敗したわね・・・ジュース・・・あったかな?』
彼女は―――川中真紀は忙しそうに、カゴのバスケットの中身を探しており、ジュースを取り出した。アップルジュースやサイダーや、コーラ等、色々とあり、とても嬉しい。まるで子供の運動会を見に来ているようだ。子供が出来たら、こんなものではない。子供が出来たら、迷子にならないようにしないといけない。2人は互いの両親と共に来ており、『―――貴女・・・ちょっと、気にし過ぎよ・・・』と言われてしまった。確かに、迷子になるかもしれない。だけど、子供達にも、楽しみを挙げた方が良い、そう思っていた。それが親心と言うものであり、家族と言う物である。
『―――子供・・・いつか、欲しいわ・・・それは・・・嘘じゃないから・・・』
―――頑張るわ・・・
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