【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「はい。お待たせ実来」
「ありがとうございます。あっつ……」
「熱いから気をつけて」
「はい。すみません」
まだ湯気が出ていて熱いルイボスティーを、フーフーしながら飲んだ。
「ん、美味しいです」
「そう??良かった」
「なんか、少し心が落ち着きました」
「良かった。かなり緊張してるみたいだったから、少し楽になればいいなと思ってさ」
「ありがとうございます。なんだか、気を遣わせてしまってすみません」
「いいんだよ。気にしないで??」
「はい。京介さんがいると、本当に安心感があって。……なんだかこのまま、京介さんとずっと一緒にいたい気分です」
「俺もだよ、実来。俺も実来と、同じ気持ちだよ」
「……はい」