【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉



「……あっ、動いてる」

出掛けようと立ち上がった時、赤ちゃんが激しく動くのが分かった。

「うふふ」

動いているのがとても嬉しくて。

きっと赤ちゃんも、出掛けるのが楽しみなんだと思う。

だって赤ちゃん、きっと今お腹の中で楽しいことがあるってわかってるのかも??

そう思うわたしって、もしかして親バカ??

でも自分たちの子供は可愛いに決まってる。

「実来、お待たせ」

「京介さん、お待ちしてました。今日も、とても寒いですね」

「さ、寒いだろ??乗って」

「よろしくお願いします。……あ、温かいです」

「温めておいたよ。実来のために」

「ありがとうございます。嬉しいです」

「さ、行こうか。イルミネーションスポットへ」

「はいっ」




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