【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
○彼の想いと母の想い
わたしたちの年の差恋愛が始まってから約1ヶ月が経とうとしていた。
森嶋さんは仕事が忙しいなかでも、必ず1日に数回連絡をくれた。
体は大丈夫かとか、つわりは大丈夫かとか。
とても心配している様子だった。
森嶋さんは今、とても仕事で大事な取引先との契約があるから、毎日遅くまで仕事をしているらしい。
それでも、しっかりと忘れずに連絡をくれる。
本当に森嶋さんは、紳士的で、優しくて、気遣いが出来て。
わたしにはもったいない人。
だけどお腹の子の父親として、精一杯のことをやろうと頑張ってくれている。
これからは、検診も一緒に行くと言ってくれた。
お腹の子の成長を一緒に見守りたいと、そう言ってくれた。
本当にありがたい。