【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉


「なんか俺、初めての検診だから、ちょっと緊張するな」

「それはわたしもですよ??毎回毎回、検診に行くたびにとても緊張します。赤ちゃんに何かあったらどうしようって、いつも思いますし」

「そうだよな。母親は大変だな。何もしてやれないのが申し訳無いくらいだよ」

「そんなことありません。そばにいてくれるだけで、わたしは十分ですから」

「ありがとう、実来。そうだ、実来」

「はい。何でしょうか??」

「今度実来を、俺の両親にも紹介したいんだ。あと兄貴と妹にも」

「えっ??紹介、してくださるんですか??」

「当たり前だろ??実来は俺の婚約者なんだから」

「ありがとうございます。嬉しいです」

「俺の両親も、実来に会いたがってるからさ」





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