この、空の下。君に最初で最後の恋をした。

朝食が運ばれてくるまで、まだ1時間ほどある。

この時間を長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれだろう。


私にはとても長いと感じられる。

この1分1秒でさえも何故だろう…

本当に長い…

同じ時間を過ごしているのに何故こうも違う。

きっと今の私には何の変化もなく、目標も見出す事の出来ない。

果実などで言うならば腐った様な人間に朽ちてしまったからだろう。
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