シュガーフリー


「俺…いつも、お前の彼氏に嫉妬してたんだ。
俺と違って、大人だし…今の俺じゃ敵わないって」

亮太?

「…だから…愛の気持ちに付け込むみたいでズルイけど、俺、もっと大人になれるように頑張るから…」



亮太…??



「…俺じゃ、代わりになれないか……?」




「……愛?」



あたしはもう、溢れる涙を止めるのも忘れてた。






< 58 / 70 >

この作品をシェア

pagetop