独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます!
日が経つに連れ…


私に対する態度がちょっと…


キツくなってしまったかなって…


気のせいなら、本当にそれでいいんだけど…


とても素晴らしい女優さんで、世間の好感度が高いだけに…


私に見せる顔が怖くて、それが少し残念だな。


きっと、私が亜希斗さんの側にいるのが嫌なんだろうな…


自分より遥かに見劣りする女が、亜希斗さんの横にいるのが。


でも、私は…


別に亜希斗さんに告白された訳でもない、ただ一緒に住んでるだけのマネージャーなんだし。


もしかして…


高杉さんが亜希斗さんに告白したら…


きっと…


亜希斗さん、嬉しいんだろうな…


付き合って、結婚…なんてことになったら、今世紀最大の美男美女カップル誕生!なんて書かれるんだろう。


ちょっと複雑な気持ちになってしまった。


私…


毎日笑顔で、亜希斗さんを支えるって決めたのに、ゆらゆら気持ちが揺れて…情けないよ。


『ごめんなさい…今さら呼び方は変えられないから…高杉さんも亜希斗さんって呼んで下さい。きっと、亜希斗さんもその方が嬉しいですから』
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