【完結】モンスター撲滅委員会

「……それじゃあ。わたし。行った意味なかったんじゃ」

「そんなことないよ? キミは僕の退屈しのぎに付き合ってくれた」

「…………」

「気品ある僕がDQN(ドキュン)っぽく見えたのは。とぼけた顔のキミがとなりにいたからだし」


ドキュン?……とぼけた!?


「ちなみに。キミと僕の2人きりのときの映像は、どこにも残していないから。安心してくれていいよ」

「そ、そうですか。それなら安心……」

「僕のハードディスクにしか」

「え?」

「傑作だったなあ。僕にめちゃくちゃにされたがってる、そよちゃん」
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