【完結】モンスター撲滅委員会
「どうして犯罪者の姿は。揃いも揃って、悪そうなんだろうね?」
「え?」
「目がつりあがってたり。手に包丁持ってたり。帽子を深くかぶってたり、風呂敷を頭に巻いていたり。ひどくない?」
「言われてみれば……」
「そりゃあ見るからに怪しい変質者も、いるにはいるけど。一見爽やかなヘンタイとか、綺麗なお姉さんの誘拐犯とか存在するわけでしょ」
「……まあ」
一見品格のある変人なら目の前に。
とか言ったら笑顔で頬をつねられるかな。
「だったら、イラスト見せて“危なそうな人は警戒しよう”って洗脳するのはどうなんだろう。あと“知らない人”って限定していいのかな」
「どういうことですか?」
「知ってる人はキミに悪いことしないって言いきれる?」
「……え?」
「トモダチの親や近所の人が。キミに100%危害を加えないって保証、どこにもないんだよね」