【完結】モンスター撲滅委員会
わたしにはとても真似できない
けっして許されない方法で。
「事実は小説より奇だよ? ショウ」
「……ショウ」
小さな少年は
たしかめるように、与えられた名をつぶやく。
「飛翔の、翔。空高く飛びめぐること。気に入らない?」
少年は
果たして飛び立てるのか。
自分の羽で。
「んー。ワンチャン改名させてあげられないこともないけど。けっこうな手間だからなあ」
「いえ。このままで。……いいです」
「それは。覚悟決められたってこと? それとも――タクミくんに戻りたいって泣いてるのかな」