唯一無二の貴方
門をくぐり、今日から通う大きな建物を見渡す。
これからここで色んなことがあるんだと思うと胸が高鳴る。

ここは都内の有名私立大学だ。
結衣はこの大学に来るために苦手な勉強を必死で頑張り、見事合格することができた。

しかし、勉強に熱中するあまり、高校ではほとんど友達がいなかった。
友達同士で楽しそうにしているのを羨ましいと思わなかったのかと聞かれると嘘になる。
でもその分大学で友達とたくさん楽しい思い出を作ろうと、さらに勉強に励むようにしてきた。

今日その念願が叶うのだ。
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