はじめての恋。




会いたくない時に限って、会ってしまうのは神様の意地悪なのかな。




しかも、

凌久の横には女性がいて…


その女性と凌久の手は繋がっていた。






私は、見てられず…逃げるように真逆の方向へ走って行った。





忘れられてないのは私だけ。


それは、

何となく分かっていたけど…悲しかった。




家に帰り、久しぶりに凌久の事を想って涙が溢れてきた。




『もう無理かも…』





凌久には、幸せになってほしい。

けど、心からそう思えない自分がいた…





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