君を愛する資格。


俺が勢いよくカーテンを開けたせいか、

二人ともかなり驚いていた



女は急いで自分の胸元に布団をかける


...隠さなくても興味なんかねえよ。



これ以上ここに居たくないと思い、俺は逃げるように
保健室を出た



後ろではさっきの品のない女が何か言っている声が聞こえるが、そんなのどうだっていい



すると バンッ!! と勢いよく保健室の扉がひらいた


さっきの男が女を置き去りにして追いかけてくる


(うわ殴られんのかな俺)


そう思って俺はとりあえず逃げた。痛いのは嫌だし。



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