<続>双星の煌めきは月夜に魅せられて
「今までひとりで頑張ってたんだな」
そう労ると、なぜか月那はしどろもどろになる。
「どうした?」
「あ、うん。えっと……いや、話すね」
「いや、無理に話さなくても……」
「ううん。朔夜も協力するからには話すことなの。今ね、なずながマトリと一緒に協力してるの」
「え?」
なずなが? たしかモデルやってたって言ってたけど……なんでそんなことになった?
疑問で頭が埋め尽くされる俺を察して、すっかり仕事モードに戻った月那が事情を説明してくれた。
「なるほど……そういうことだったんだ」
「うん、だから朔夜も現地にいるマトリと協力しながら情報を集めてほしいんだ」
「わかった」
「それと胡桃を優先していいから、私の送り迎えするお兄ちゃんとしてスタジオに出入りしてほしい」
「了解」
その他にも注意事項の説明を受けた後、
「ありがとう……それじゃ、月夜再結成だね!」
「ああ!」
こうしてパチンとハイタッチを交わし、タッグを組むことになった。