独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



「どーせなら口移しする?」

「っ!?なっ、し、しないから……!」


瑞月くんの暴走が止まってる隙に、自分の服をぜんぶちゃんと直すことができた。

と、とりあえず止まってくれた?


すると今度は。


「んー……なんか眠くなってきた」

そのまま1人で寝てくれたらいいのに、なぜかわたしまで布団のほうに巻き込んでくるから。


「ちょっ、みつくんっ……!!」

「……おやすみ」


あれだけ暴れてたのに今度は大人しく寝たり、ほんとに酔っ払い瑞月くんに振り回されてばっかり。


どんだけマイペースなの……!



そしてしばらくしてから、小夜さんたちが部屋に帰ってきて、恥ずかしさに襲われながら状況を説明したのは言うまでもない。

< 378 / 394 >

この作品をシェア

pagetop