【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます
「これ見るんでしょ?」
「へ?」
私から離れた律くんは既にベットの前に立っていた。
「……限界きそう」
小声で何か言いながら、テレビのリモコンを持って操作している。
その姿に私は拍子抜け……。
「……み、見る!」
緊張の糸が切れたみたいにヘナヘナと力が抜けていった。
本来の目的はそうだもんね……。
テレビに映し出されたナイトロードショーの文字。
「最後まで見れんの?」
「ホラーは苦手な方ではないし、大丈夫!」
それにこの映画は謎解きも含まれていて面白いと評判がよかったみたい。