南の島のクリスマス(十年目のラブレター)
「未来さん大丈夫ですか?」
「あ…だいじょーぶーですよー。」
「水持って来ましたから…ここで少し休んでて下さい。」
茜ちゃんが酔いつぶれかかったわたしを介抱してくれた。
それから2時間位その場で寝ていたらしい。目を覚ました頃には、残り数人になっていた。
チーフ、あかねちゃん、それに新しくチームに入ってきた男の子の4人。
「おはよ、大丈夫?」
「あ、チーフ…」
「すみません…アタシ寝てたんですか?」
「そう…二時間くらいかな?」
「何か寝言言ってましたよ、先輩。」
うそ…マジで?
「え?何て?」
「よくは聞き取れませんでしたけど、じゅん…がどうのって。」
「うそ…」
確かに准との思い出の中で
准が蝶になり飛んで行く夢を見ていた。
ーーそんな夢の中で目覚めた。
「あ…だいじょーぶーですよー。」
「水持って来ましたから…ここで少し休んでて下さい。」
茜ちゃんが酔いつぶれかかったわたしを介抱してくれた。
それから2時間位その場で寝ていたらしい。目を覚ました頃には、残り数人になっていた。
チーフ、あかねちゃん、それに新しくチームに入ってきた男の子の4人。
「おはよ、大丈夫?」
「あ、チーフ…」
「すみません…アタシ寝てたんですか?」
「そう…二時間くらいかな?」
「何か寝言言ってましたよ、先輩。」
うそ…マジで?
「え?何て?」
「よくは聞き取れませんでしたけど、じゅん…がどうのって。」
「うそ…」
確かに准との思い出の中で
准が蝶になり飛んで行く夢を見ていた。
ーーそんな夢の中で目覚めた。