ドラム女と男達
「おぅよ。秋が起きんから」
「ま・・まじ ごめん!!」
「いいよいいよ」
そういって サトはヘラヘラと笑った。
「あってか なんで サボってる人が
こんな時間にここまで?」
サトはそっぽを向いて 半笑いの状態で言った。
「・・・え、えっと・・・・・・。」
私はサトの顔を窺う。
「あってか、サトはなんで
こんな時間にここに?」
話をごまかし サトにふる。
「えっとー・・・・俺は・・
な、なんか シュンスケが
「「上で待っとけ、そのうち来る。」」って
言ってて・・・・まあ そんな感じ」
「うちもシュンスケと ここまで来る間に会ったよ」
私は少し興奮気味に話す。
「つまり・・・・・・・
シュンスケに うまく仕組まれたってこと?!」
「ど・・・どういう意味や?」
サトは首を傾げる。