ドラム女と男達
「だーかーらー
 好きだっていってるんです」

照れながら そういうサト。


「アタシにいってんの?それ・・・」
私は喜びが一気にこみ上げてきた。



「あたりめーだろ!!
 ・・・・・で、聞くのアレやけど
 返事はどうなん・・・・・?」



「もちろん・・・・・・・・・
 いいよ!!」

私はそういってニコッとサトに向かって笑った。

「じゃー今日が記念日っつーわけで!!」
「うん!!ありがとう」



星がきらめく夜空には 
流れ星が輝き
この日を祝ってくれているようだった。





この頃は この一瞬の幸せが 
ずっと続いていくと信じていた。








< 48 / 148 >

この作品をシェア

pagetop