東京ルミナスピラー
そしてやって来た隅田川近くのビル。
「よし、じゃあ三人で一斉に川を渡るぞ。俺が先導するからしっかり着いて来いよ」
「ちょ、ちょっと待てって。水面走りのコツとかないのかよ。俺は初めてなんだぞ」
「だから、沈む前に足を出すんだって。簡単だろ?」
いや、確かに話だけ聞いたら簡単に聞こえるけどさ。
一度もやってないことに関しては、出来るとも出来ないとも言えないな。
「うし。じゃあ行くか。立ち止まるなよ? ここから川まで助走をつけて、一気に行くぞ」
宗司が話していると、蘭子が宗司の前で腕を広げて待っている。
「蘭子、飛び降りるの出来ない。だから抱っこ」
「はいはい、俺のスキルは他人まで無事な保証はないから。蘭子は葵に頼みなさい」
そう言って蘭子をつまみ上げた宗司は、俺の背中に持って来て。
俺は別にいいけど、蘭子があからさまに不機嫌そうな顔になってるよ。
「このビルから飛び降りて、着地したらスタートだ。出来るだけ助走をつけろ。じゃあ……行くぜっ!」
その言葉を合図に、俺と宗司はビルから飛び降りた。
着地と同時に蘭子を下ろし、川に向かって走り出す。
「よし、じゃあ三人で一斉に川を渡るぞ。俺が先導するからしっかり着いて来いよ」
「ちょ、ちょっと待てって。水面走りのコツとかないのかよ。俺は初めてなんだぞ」
「だから、沈む前に足を出すんだって。簡単だろ?」
いや、確かに話だけ聞いたら簡単に聞こえるけどさ。
一度もやってないことに関しては、出来るとも出来ないとも言えないな。
「うし。じゃあ行くか。立ち止まるなよ? ここから川まで助走をつけて、一気に行くぞ」
宗司が話していると、蘭子が宗司の前で腕を広げて待っている。
「蘭子、飛び降りるの出来ない。だから抱っこ」
「はいはい、俺のスキルは他人まで無事な保証はないから。蘭子は葵に頼みなさい」
そう言って蘭子をつまみ上げた宗司は、俺の背中に持って来て。
俺は別にいいけど、蘭子があからさまに不機嫌そうな顔になってるよ。
「このビルから飛び降りて、着地したらスタートだ。出来るだけ助走をつけろ。じゃあ……行くぜっ!」
その言葉を合図に、俺と宗司はビルから飛び降りた。
着地と同時に蘭子を下ろし、川に向かって走り出す。