パリへ追いかけてまで

健気な亮

本当に毎日通い始めた亮と晶。

「なぁ、彼女のシフトって毎日じゃあないんだな。」

「あぁ、きっと、もう1ヶ所掛け持ちしてる気がする」

「え? 何でわかるの?」

「カンだ!」


亮と晶のテーブルに萌が、オーダーを取りに来た。

「ご注文を お伺いします。」

「萌ちゃん。この前、舞ちゃんと一緒に来た宮本晶と 佐藤亮と言います!
ココのお刺身と、焼き鳥が美味かったから、また 来ました〜。
よろしくお願いします!」

「あぁ!この前の…どうもありがとうございます」

「ところで、他に君のオススメがあれば、それも注文したいんだけど、何か美味いの教えてくれるかなあ?」

「はい!その他には、もつ煮も美味しいですよ!
あと、店長の作る卵焼きは、絶品です!」

「じゃあ、それもお願いします。亮、良いよな?」

「あぁ。 あっ!あと、枝豆も!」

「はい。畏まりました! 少々お待ちください!」

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