パリへ追いかけてまで

「フィリップは、イケメンなのに、ホールにはきませんよね。」

「アイツは、自分がイケメンっていう、自己認識が低いからなあ〜
でも!出過ぎて女の子のお客様だけになると、常連サマに申し訳ないからなあ。」

「あの〜、フィリップさんは、何年くらいでトップのシェフになられたんですか?
やっぱり、見習いコックからだったんですか?」

「アレ? 佐藤君は設計士さん希望だよね〜
コックにも関心ある訳?」

「あぁ、はい… 実は、友人がパリのフレンチレストランで、修行をしたいけど、ツテがなくて… 凄くいい子なんです…」

「ん? もしかして〜佐藤君の好きな女の子?」

「え! どうして…わかったんですか…?」

「ハハハ! ココにも居たか〜!優一みたいなヤツが! ハハ
もう、好きで堪らないって顔してるぞ!佐藤君!」

「うん。うん。俺でも分かるくらいだから、君は、相当好きなんだね!」

「え〜! マジですか? う〜 ヤバい…わ」
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