俺の可愛い彼女の話とか、聞くしかないでしょ?
なんで私と行きたいんかわからんけど、
久しぶりの映画は、ちょっと楽しみっ
「行くぞ〜」
ホームルームが終わるなり私の鞄と手を取っていく
「いやいや、早?!」
用意終わってたからいいものの、終わってなかったら空の鞄やでそれ?
「鞄持つって!あと手離す!」
「やだね〜」
やだねやなくて、あなたに手を取られてると周りの視線が痛いんです!
「あれ、なっつんやん!…愛くんとどっか行くん?」
ここにまた人気者で厄介者の陸が現れた…
「そーそ!今から夏月とデートすんね…んっ?!」
「誤解を招く発言は控えましょう」
愛くんの口を塞いでいた手を取られ、意味もなく恋人つなぎにされる
「えっ!?しょー君ゆーてた彼氏って愛くんやったん?!なんで言ってくれんかったん?」
「待って待って聞いて陸。その話の人でもないし、
前もゆうたけど彼氏おらんから、今から映画見に行くだけやから。笑
あと咲にゆうたら大変なことになりそうやからやめてな?」
この時にしょー君も大変なことになる人に入れておけば良かった。