―――💖愛される喜び💖-――
第二部-――📓🖋出版会社🖋📓-――命の類―――
この間、カニを貰ってきており、誰もが美味しそうに頂いた。カニ料理はバター味噌に入れると、美味しい筈である。あれから、一年が経つと、羽深有希と神谷隼人との交際が本格化した。羽深有希と隼人は家にちょくちょく行く事もあり、一緒にお風呂に入る事もある。お風呂に入ると、2人は恥ずかしがっていたが、今では、堂々と入っていた。彼女は吃驚した様に、『―――ねぇ・・・ねぇ・・・カニ料理は食べたけれど・・・肉料理が有名な店に行かない?私・・・友達の藍田愛ちゃんと・・・ミート店に行ったんだけれど・・・とても美味しかったの・・・其処の料理店に負けない程の料理を作りたい、そう思っていたんだ・・・先ずは、食べに行こうかしら?』と問うた。
其の言葉に、隼人は目を丸くすると、『―――料理を習いたいのだな?良いだろう。』と笑った。
『頑張れ―――。』
彼はふわりと笑うと、『―――貴方に・・・美味しい料理を食べさせたいから・・・』と言った。
好きな人を思い続けるのは、とても幸せな時も在るが、苦しい時も在る。だけど、其れも幸せな一部でもある。プロダクションで料理をするシーンもあり、『ハンバーグ』を作る事になった。彼女達は吃驚するほどの、ハンバーグを作っており、桃実等、茉菜とかも作れると言って居た。こんな若い連中に負けてたまるか。そう思っていた。
『貴方達より・・・ちゃんとした・・・見栄えのあるハンバーグを作ってみせるは―――。ハンバーグはとても美味しからね・・・』
『―――あら・・・貴方は・・・余程、料理に自信があるのね?良いわ・・・私も負けないから。』
―――宣戦布告―――
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