年上幼なじみのあぶない溺愛



「春哉くん、起こしにきてくれてありがとう……!」


 もし春哉くんが起こしに来てくれなかったら……と思うとヒヤリとした。

 今まで避けてしまったのが申し訳ないと思うほど、感謝の気持ちしかなかった。


「……志羽って本当に単純だね」
「え……」

「俺がさっきなにをしようとしたか、わかってお礼を言っているの?」


 私の頭を撫でていた春哉くんの手が移動して、今度は私の頬を撫でながら笑みを浮かべる春哉くん。

 その笑みはいつもの優しいものではなく、いじわるな笑みで……。


「今度はもっと早く志羽に手を出そうかな。途中でやめられないところまで持っていこうか」

「なっ……!?」


 さらっとそんなことを言ってしまう春哉くんに対し、私はぶわっと顔が熱くなって恥ずかしくなる。

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