貴女へ贈る百合詩
桜咲く季節 私は貴女の事を校門前で待つ

しばらく待っていると貴女は笑顔で手を振りながら寄って来る

私も貴女の事を見つけると手を振りながら笑顔

私も貴女も傍に寄ると校門前で抱きしめ合っている

二人で校門を通り過ぎると桜花びらが舞いそよ風が吹く

とても心地が良い風

下駄箱に到着すると私と貴女は違うクラス

貴女と離れるなんて私はつらい

お互いにそれぞれのクラスへ

朝のチャイムが鳴ると朝のHRが始まり私は頑張る

授業中も貴女の事ばかり考えている私

早く授業が終わらないかなって思っていると退屈で欠伸

欠伸していると先生に叱られちょっぴり暗くなる私

チャイムが鳴るとお昼休み

貴女と会えると思うと私は胸が高鳴り焦がす思い

教室前で貴女は私の事を待っている

貴女の元へ行くと私はお待たせと言いながら笑顔

二人で階段を上って屋上へ

屋上へ着くと暖かい日差しが差し込んでポカポカ陽気

白いベンチに腰をかける二人

弁当箱を開けて中身見るも嫌いな食べ物が入っている

私も貴女も食べ続けていると嫌いな物を残す私

それを見ている貴女は食べないとダメでしょと言うも私は拒否

私はまるで母親見たいと言うと貴女はムッとした顔

そんな貴女は箸で私の嫌いな物を掴んで食べさせてくる

私は頑張って食べるも気分が害す

貴女は褒めてくれるも私はちょっぴり寂しい気分

今なら気持ちを打ち明けられると思う私

私は白いベンチから腰をあげて貴女の前に立つ

私は貴女に胸の内の感情を打ち明ける

貴女は驚くも平然としている

貴女は腰をあげて白いベンチから立ち上がると抱きしめてくる

抱きしめながら貴女は大好き愛していると言ってきた

二人は見つめ合い惹かれ合うと唇と唇が重なりキス

愛し合うかのように何度もキスする二人

そんな事をしているうちにお昼休みも終わり

午後の授業が始まるも私は退屈

お昼休みの出来事を思い出すと恥ずかしくて頬を赤らめる

チャイムが鳴ると放課後

私は貴女と共に下校

下校しながら楽しく会話している二人

帰る道が違う為にここで別れるも人目を気にせず何度もキス

二人は眩しい笑顔で明日へ
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