舞い始めた心


心地いいリズムに眠りに落ちそうになるなか

龍人さんが優しい声で話す。


「俺、ほんとに幸せだよ。ずっと一緒にいような。蘭?」

「龍人さん。嬉しい。ずっと側にいてほしい。



そしてそのまま眠りに落ちた。


寝入りが安心するものでも、夢は残酷でした。

事故の現場にいる。龍人さんと私ずっと側に居たいのに離れていく。遠くに遠くに。


「い、い、いやぁぁぁぁぁ」と叫ぶ


「ら、、、ん蘭?蘭大丈夫?よしよし」

「ん?はぁはぁはぁゆ、、、め?」

呼吸は荒く、問うのも必死だった。

「夢だよ。そばに居るからずっといるから。安心しな。不安だな当直の時とかこうなったら。電話するんだよ?ねっ。過換気も危ないからね。」


乱れた呼吸を落ち着かせるように、深い呼吸をさとす龍人さん。



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