君プロデュース
非日常

苦手


「ーぇ、ねぇねぇ、ねぇってばー!君聞こえてるよね?なんで無視ばっかするの?」

今は休み時間

「な、なんですか…?」

恐る恐る横を向くと隣の席には手を枕にして机に伏せた状態でこちらを見ている美男子…

「席隣なんだし仲良くしよ?」

そう言ってニコッと微笑む

わぁむりむりむり!うざいうざいうざい!
これからこんな人と横なんて無理だよ!
お願いだからいつもの平凡な1人の休み時間に戻って…泣

「はぁ…」

「あれ?大丈夫??おーい!どうしたの〜」

また騒がしくなる左隣りを無視して私は机に倒れ込んだ。

私はどうしてこうなったのか…ことの経緯を説明しましょう。



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