オレにしか、触らせるな!
次の雨の日
また棒くんとバスが一緒だった
「また、一緒だね!」
「…」
ん?
また無視か…
「ねぇ、バスいつも混んでるの?」
「いや…
晴れの日は、そんなでもない」
返ってきた
疑問形にするとちゃんと返ってくる
でも目は合わない
「今日も棒くんと同じ停留所で降りようかな…」
「…」
私の言葉がひとりごとみたいに
宙に舞う
きっと嫌われてるな…私
今日は虹見えないかな?
窓から外を見た
棒くんにも見てほしかった