私しか、知らないで…

「おいしかったね」



「うん

よかった
花澤が本気で笑ってくれて

よかった
また元に戻れて」



北翔もそぉ思うなら

よかったんだね




ブー…ブー…ブー…



先生?

あ、電話してない



「はい…」



「花澤?」



「はい
北翔とラーメン食べてて
これから電車乗ります」



「心配だったから…」



「連絡しなくてすみません
また北翔、一緒に帰ってくれるって…
それなら先生、安心でしょ」



「…」



「ん?先生?」



「あぁ…気を付けてな」



ん?

変な間があったのは何?



< 80 / 250 >

この作品をシェア

pagetop