許す事ができるの?

病室へ戻ると
ベッドの上に二人がもってきてくれた
パジャマ等が置いてあり
顔が綻ぶ。

一度、片付けて
ネットで« 水島 »と調べてみる
« 水島建設 »とでる。
そうかと思いながら·····

LINEを開き
恵さんに
『つきましたか?』
と、送ると
『はい。今つきました。』
『今日は、ゆっくり寝て下さい。』
『はい、ありがとうございます。』
『パジャマやお弁当
ありがとうございました。
タオルもふかふかで感激しました。』
と、送ると
『サイズ大丈夫でしたか?』
『はい。びっくりしました。
旦那さんが大きい方だったのかと。』
『咲茉が、手にしたのが3Lだったので
それにあわせて、下着は店員さんに
選んで頂きました。』
『そうだったんだ。
でも、ありがとうございました。』
と、嬉しさをかくして
そう返した。

それからは、おやすみなさい
と、お互い送信して
終わりにした。

翌日に、看護師さんに
「特別室には、水島建設の方が
入院しているのですね。」
と、訊ねると
「あっ、お知りあいですか?」
と、言われて
「まぁ。」と.言うと
「偉い方みたいですよ。」
と、言われたから
社長あたりかなと考えてから

お世話になりました。
と、お礼を伝えて退院をした。

自分のマンションへと戻り
学校に連絡して月曜日から
行く事を伝えた。

恵さんにも
『退院して、我が家に戻りました。』
と、送ると
しばらくして
『良かった。傷や身体は痛みませんか?』
と。
心配性の彼女におかしくなるが
嬉しくて
『大丈夫です。おでこの傷は、
また、先生が診ると言われました。』
『そうですか。無理しないで下さい。』
と。
『ありがとうございます。』
と、返してから
また、しばらくすると
『食事とか、大丈夫ですか?』
『あ~、大丈夫です。
と、言いたいのですが
一緒に食べて頂けたら
嬉しいです。』
と、送ると
既読には、なるが····
返事がない
しまった、調子に乗ったか
と、思い焦っていると
『宜しければ、こちらに見えて
もらえますか?』
と、住所が添付されていた。
『すみません。
余計な事を言って。
厚かましくて申し訳ありません。
···ですが···伺いたいです。』
と、返信すると
『お待ちしています。』
と、返事が来て、ほっとする自分がいた。

📌病院等で、患者さんの事は
他言しません。
話の流れで、そう書かせて頂きました。
申し訳ありません。Mamo📌
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