こんな思いを···いつまで

···ひまりとマシュー


ひまりは、マシューの帰りを
起きて待っていたかったが
ベッドに入ると眠ってしまった。

マシューは、日付が変わる頃に
帰宅してアメリアから
ひまりの報告を受ける。

ひまりの謙虚さや優しさ
美しさを切々と話すアメリアに
マシューは、おかしくなる

アメリアは、とても厳しい人間だが
ひまりをかなり気に入ったようだ。
ひまりは、色んな事を教えてください。
と、言ったらしい
クスクスっ、ひまりらしい。

エミリーも、美しいひまりを
着飾る事が楽しくてたまらないようだ。
漆黒の髪の研究もしていた。
美しく結い上げる方法など。

食事を済ませて
シャワーを浴び
寝室に入ると
クイーンサイズのベッドの端に
小さくなって寝ているひまりを見て
可笑しくて、真ん中に連れていき
抱き締めて眠る
『ひまり、愛してる。』
と、おでこにキスをする。

時差もありかなり疲れていたのか
マシューも、そのまま眠ってしまった。

ひまりが目を覚ますと
目の前にボタンが見えた
ボタン?と、思っている····と
マシュー·····
きゃっ、と言いかけて
口をおさえる
マシューは、疲れてるはず····と。
すると·····

クスクスっ、笑い声が····

『おはよう、ひまり。』
『·····もぅ··おはよう··ござい···ます。』
と、答えると
マシューに抱き締められて
唇にキスをされる
『ゆっくり、眠れた?』
『はい、起きて待てなくてすみません。』
と、答えると
『待たなくて、いいよ。
なるべく早く帰りたいが
しばらくは無理そうだから。』
と、言うマシューに
『お身体だけは、気をつけて下さいね。』
と、言うと
マシューから
『もう、可愛くて
このまま、襲ってしまいたいけど
我慢する。』
と、言いながら
ひまりを抱き上げて
ベッドからおろすと
すぐにノックの音がした。

すごいマシューと
感心するひまりだった。

この日、ひまりは、
ピアノを久々にさわりながら
練習をしたり
モルガン家について
アメリアから習ったりした。

そんな日々が······
   ひと月を過ぎた······
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