LOVE and DAYS…瞬きのように

「えっ?」
 

あたしと健吾の声が重なる。
 

条件……? 



「ちゃんと高校を卒業すること。
大学に進学し、将来をしっかり見つめること。

この条件を息子が守ると約束するなら、ふたりの付き合いを認めてもいいと思っています」
 


健吾が息をのみ、お父さんを凝視する。


その約束さえ守れば

“認めてもいい”……
たしかに今、そう言ったんだ。



「矢沢さんは、どう思われますか?」
 

意見を求められたお母さんが、言葉に詰まる。

あたしは少しあせりながら、お母さんの膝を叩いた。


「お母さんっ」

「あ、はい。
……私も、それでいいと思います」


< 401 / 580 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop