あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
聖人は何も考えず脱衣所の扉を開けると、
そこにはバスタオル1枚まとっただけのみくるが驚いた様子で立っていた。

『ひぇ!ま、聖人くん…』


固まるみくるを聖人は勢いよく抱きしめると、
自分のシャツが湿っていくのを感じた。

『どぅしたんですか?……濡れちゃいますょ…』

『みくる……離したくないんだ…』

『だいじょぶですよ。私、離れ…んっ!』


突然のキスに心臓がきゅっとなるみくるは、
バスタオルを押さえていた手が緩み床に落ちた。

聖人の焦る感情は止まらず、裸のみくるを抱きかかえそのまま寝室に向かった。

『恥ずかしぃですよぉ!』

抱かれたみくるは聖人の首に手を回し、
足をばたつかせていた。

『全部俺のものだろ!
今すぐみくるが欲しいんだよ!』

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