あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
(コンコン)
病室をノックしてみくるの母が入って来ると、
聖人は慌てて涙を拭いた。
『あらっ、柊先生……ん?泣いてるの?』
『ぃえ、すみません……』
『昨日もずっと付き添っててくれたんですってね。さっきお父さんから聞いたわ。ありがとう』
『…熱もあって、心配だったので……すみません』
『ふふっ、どうしてそんなに謝るの?
みくるの為に居てくれてるんでしょ?
私は仕事でなかなか側に居られないから、
柊先生には感謝してるのよ』
『僕が、もっと早く…見つけていたら、
みくるさんは、傷付かずに済んだんです……』
母は優しく微笑みながら、ベッドの横にある椅子に座り、反対側にいる聖人に話し始めた。
病室をノックしてみくるの母が入って来ると、
聖人は慌てて涙を拭いた。
『あらっ、柊先生……ん?泣いてるの?』
『ぃえ、すみません……』
『昨日もずっと付き添っててくれたんですってね。さっきお父さんから聞いたわ。ありがとう』
『…熱もあって、心配だったので……すみません』
『ふふっ、どうしてそんなに謝るの?
みくるの為に居てくれてるんでしょ?
私は仕事でなかなか側に居られないから、
柊先生には感謝してるのよ』
『僕が、もっと早く…見つけていたら、
みくるさんは、傷付かずに済んだんです……』
母は優しく微笑みながら、ベッドの横にある椅子に座り、反対側にいる聖人に話し始めた。