ずっと気づかなかっただけ。
チカくんとクマさんとバイバイして、
なっちゃんとクラスを見に行く。
「違うクラスだったらどうしよう…」
「なんか同じ気がする!大丈夫だよ。」
なっちゃんは自信満々に張り紙を見て、
恐る恐る顔をあげた私にピースサイン。
張り紙をみると、
1-Aに結城真白の文字。
上の方を見ると高木夏海の文字!!
「やった!なっちゃん今年もよろしく!」
「うん、よろしく。真白のお世話がかりを千景先輩にも任されてるしね!」
お、お世話係…
間違ってはないけど、さぁ。
でも嬉しい!
ルンルンしてると、
「それより、気をつけてよ?千景先輩高校でもすごい人気そうだし…」
「うん!多少の苦労はどんとこい!」
「…はぁ、もうー。なんかあったら言ってね?」
「ありがとう!なっちゃん!」
なっちゃんと話しながら教室に向かう。