恋愛日和〜甘々とSに悩まされています!〜
「俺は本気。。嘘なんかつかねぇ」



泣いてる私に……今はそんなこと…
でも、遊びだと言われないだけ……ホッとしてる
私のことをわかってくれる気がした。


「川瀬さんは……に、仁梨は……


正直……どう思ってるんだよ……俺……あと、4日しかこの学校に来られねぇんだ……答えて」



……悠の言葉が不意に頭を巡る。
先生のこと考えてる。
それが、イケナイ感情だってことも全てわかった上で、今……答えてしまいそうだ。



「……き、嫌いに…なってない。」



「川瀬さん、俺は好きでいてくれるかって聞きたい。
俺は本気で仁梨……と、恋人になりたい……!」



「……じ、実習終わったら…か、考え、ます」


相原先生は私の事本気で…
座ってる私に教室戻れなんて一言も言わず
先生は……

「考えてくれるなら嬉しいかも。」


そう言って私の腕を引いて立ち上がらせた。
保健室行くといいよ、って。
さっきの授業のことは俺が何とか説明しとくって。
連れてかれた保健室、保健室の先生いなくて


「あれ、いねぇ……そこ横になっとけ。
川瀬さん…俺とさ付き合う気もしあるなら連絡してこい。俺はずっと待ってるから。」


……先生は保健室から立ち去ろうとした。
でもなんでかな、私は服の裾を掴んでしまった。


「何、服なんて引っ張って。」


「……あ、いや…ごめんなさい」



「どこまでお前は……はぁ。
俺をどうしたい訳?もう我慢なんて出来ねぇんだけど?」


……先生してるときの相原先生…と違うんだもん
なんで私には強く当たるの…。
教室にいるとあんなに優しくてカッコイイ…のに


「川瀬さん
……俺、教師になって貴方のそばにいられる日が減るなら…教師じゃなくてもいい。
でも中途半端では付き合って欲しくない。
俺はいつだって本気だ。お前も俺に本気になったら?」


「なんで……そんなにキツく言うんですか…
私だって混乱してるのに…あんなこと急に言われて、はい、そうですか!なんて言えないでしょ。
先生自分勝手すぎます。私の気持ちだって…私だって人なんです、考える時間くれなきゃ……答えなんてでません……」


すいません、と一言残して教室に戻る。
みんなが、川瀬さんが授業来ないの初めてどうしたのって……駆け寄る。
呆れた顔の悠が私を見て…放課後話聞こっか。ってこの先どうしたらいいか…わからないよ…
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