最後の悪夢
凛上の笑顔に、苦しくなっていた心に優しい火が点る。
嬉しい。優しい。
固まっていた糸がほぐれるような、安堵が込み上げてきた。同時に泣きたくなって、涙が出そうになった。
凛上にこれ以上泣いているところを見られてたまるかと、私はなんとか誤魔化そうとしてさりげなく涙を隠した。
22人。
全員が集まったのは六時前。
個人個人の携帯に連絡が来てから、交通機関を使って来た人、徒歩できた人、様々だった。